南区のお客様の表替え工事でした。
20年振りに替えられるというお客様。
「変わった畳表を付けてみたい」
との事で、今回は上本修一さんの「無染土畳表(麻綿W糸表)」と大宮縁「暮四季Ⅲ No.310」の組み合わせをお選び戴きました。
通常の畳表は、刈り取りの後、泥染めをします。
これによって、均一の色合いと、化学反応で畳独特の香りになります。
一方、「無染土畳表」は泥染めをしていない、「藺草」そのものを使用します。
ですので…
①藺草本来の甘い香りが漂います。
②藺草の色そのものなので、変色している草等を、より厳しく選別します。
③泥染めをしていなく、細いままなので、通常より多くの本数のい草を使用します。
結果…、同じランクの畳表と比べても綺麗な畳表になります❇️
また、染土が付いてないので、初期のお手入れが楽、埃アレルギーの方等にも使用できる…等の利点もあります🎵
上本さんは、土壌に与える肥料も、ヨーグルト等の普段食べている素材等を使って創っている、拘り農家さんの1人です❇️
仕上がりも艶のある畳表になります。
今回、畳表がより蒼いので、普段はグリーンが出る畳縁も、馴染んでいました🎵
収まった畳に、お客様にもお喜び頂けました。
この度は当店を御用命頂きありがとうございました‼️